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BLOGラ・エビス クリニークブログ

オールオン6の寿命はどのくらい?長持ちさせるためのポイントとは

2025.04.10

オールオン6とは?

オールオン6とは、失った歯を補うインプラント治療法の一種で、片あごに6本のインプラント(土台)を埋め込み、その上に一体化した人工の歯列(ブリッジ)を固定する方法です。総入れ歯に代わる先進的な治療であり、少ない本数のインプラントで多くの人工歯を支える点が特徴です。インプラント治療は費用もかかり大きな決断となるため、「オールオン6はどのくらい持つのか?」という寿命の問題が患者さまにとって大きな関心事となります。今回は、オールオン6の平均的な寿命や成功率、寿命を左右する要因、他の治療法との比較、そして長持ちさせるためのポイントについて、専門的な視点からわかりやすく解説します。

オールオン6の寿命はどのくらい?

オールオン6に使用されるインプラントには一般的にチタンが用いられ、その素材特性から長期間の使用が期待されます。適切なメンテナンスを行った場合、10年以上使用できる例もあり、ある研究では10年後の累積残存率が約90%と報告されています。

これはオールオン4など他のインプラント治療と同等の水準であり、インプラント治療全体のデータ(手術後10~15年で機能している割合87~94%)とも概ね一致します。つまり、多くの患者様で10~15年以上、それ以上の長期使用が期待できるということです。

しかし、「10~15年」はあくまで平均的な目安であり、オールオン6が永久に使えるというわけではありません。実際の寿命は患者様ごとの状況で大きく変わり、適切なメンテナンスを継続すれば長期間の使用が可能な場合もありますが、ケア不足により耐用年数が短くなることもあるため、定期的な診察が推奨されます。このように幅があるのは、オールオン6の寿命が様々な要因によって左右されるためです。次に、その寿命を長くも短くもする主な要因について見ていきましょう。

寿命を左右する要因

オールオン6の寿命を左右する代表的な要因として、口腔ケア・メンテナンスの状況噛み合わせ(咬合)の状態生活習慣の三つが挙げられます。それぞれが与える影響について詳しく説明します。

口腔ケア・メンテナンス

オールオン6を長持ちさせる上で最も重要と言えるのが、日々の口腔ケアと歯科医院での定期メンテナンスです。
適切なセルフケア(毎日の歯みがきや歯間ブラシ・フロスによる清掃)と定期検診の両方を欠かさず行うことで、インプラント周囲に細菌の繁殖を防ぎ、インプラント周囲炎(インプラント版の歯周病)のリスクを大幅に下げることができます。インプラントそのものは虫歯にはなりませんが、周囲の歯ぐきや骨に細菌感染が起こると、炎症によって骨が溶け、インプラントがぐらついたり最悪脱落してしまうことがあります。こうした事態を防ぐためにも、毎日のプラークコントロールと数ヶ月ごとのプロによるクリーニングが欠かせません。

噛み合わせと負担の分散

オールオン6では6本のインプラントで噛む力を支えるため、噛み合わせのバランスが適切であれば各インプラントにかかる負担は分散され、長期的な安定性が高まります。しかし、仮に噛み合わせが悪く一部のインプラントに過度な力が集中してしまうと、その部分のインプラントの耐久力は低下し、寿命を縮める原因となります。歯科医師は装着時に噛み合わせの調整を行い、インプラントにかかる負担を均等にするよう努めますが、治療後も定期的なチェックや必要に応じた調整が求められます。また、一見正常な噛み合わせでも歯ぎしりや食いしばりの癖があると特定のインプラントへ強い負荷が繰り返しかかり、ダメージが蓄積します。天然歯と異なりインプラントには衝撃を和らげる歯根膜が無いため、歯ぎしりの力は直接インプラントに伝わりやすいのです。その結果、インプラントの緩みや破損につながる恐れがあるため、歯ぎしりの自覚がある場合はマウスピース(ナイトガード)等で保護する対策も検討すると良いでしょう。

生活習慣

普段の生活習慣もオールオン6の寿命に影響を与えます。特に喫煙はインプラント周囲の組織の血流や免疫力に悪影響を及ぼし、インプラント治療の成功率を低下させることが知られています。ある研究では、喫煙はインプラント治療の成功率に影響を与える可能性が指摘されています(出典がある場合は明記)。喫煙によりインプラント周囲炎のリスクも高まるため、できる限り禁煙・節煙することが望ましいでしょう。また食生活では、極端に硬い物(氷や硬質なナッツ類など)を頻繁に噛む習慣は避けた方が賢明です。硬いものを噛み続けると、人工歯やインプラントに過度の衝撃が加わり、破損や緩みにつながる可能性があります。一方で、糖分の多い飲食物の過剰摂取は歯垢の蓄積や細菌繁殖を助長しインプラント周囲の炎症リスクを高めます。バランスの取れた食事と、硬すぎる食品を避ける配慮も長持ちのための大切な習慣です。

他のインプラント治療との比較

オールオン6の寿命や特徴を理解するために、他のインプラント治療法との比較も見てみましょう。ここでは、類似のオールオン4との違いと、従来から行われてきた個別のインプラント治療との比較について説明します。

オールオン4との寿命の違い

インプラントの本数が多いことで、装着する人工歯(ブリッジ)の安定性が向上する可能性があります。6本のインプラントで支えることで面で支える力が広がり、噛む力がより均等に分散されるため、オールオン4より強度・耐久性に優れることがメリットとされています。一方、オールオン4はインプラントが少ない分、一つひとつにかかる負担が相対的に大きくなるため定期的なメンテナンスがより重要になります。もっとも、どちらの方法も適切にケアすれば10年以上使える高い成功率を示しており、患者様のお口の状態や骨の量、予算などによって選択される治療法です。

従来の個別インプラントとの比較

オールオン6が登場する以前は、総入れ歯の方へのインプラント治療として、一つの顎に10~14本ものインプラントを埋め込み、それぞれに人工歯を装着する方法が一般的でした。この従来法では多くのインプラントで各歯を支えるため、一つあたりの負担は小さくなりますが、その分手術の回数・侵襲や費用負担が非常に大きくなってしまいます。

オールオン4やオールオン6は、その負担を減らしつつ機能を回復させる目的で考案され、必要最小限の本数で十分な咀嚼能力を得られるよう工夫された治療法です。そのため現在では、よほど顎骨の状態が特殊でない限り、10本以上ものインプラントを入れるケースは減りつつあります。

寿命の観点では、従来の方法でもオールオン6でもインプラント自体の長期生存率には大きな差はないと考えられています。結局のところ、日々のケアと定期検診を継続することで、長期間の安定が期待できます。

オールオン6を長持ちさせるためにできること

オールオン6の寿命を最大限に延ばすため、患者様ご自身で取り組めることがいくつかあります。ここでは、定期検診の重要性と、自宅でのケアにおけるポイントについて押さえておきましょう。

定期検診の重要性

オールオン6治療後は、歯科医院での定期検診・クリーニングを計画的に受けることが重要です。一般的には3~6ヶ月に一度のペースで通院し、インプラント周囲の清掃や噛み合わせのチェック、緩みがないかの確認などを行います。プロによるメンテナンスでは、日常のブラッシングでは落としきれない歯垢・歯石の除去や、インプラント部位の専門的な清掃(プロフェッショナルケア)が受けられます。これによりインプラント周囲炎の予防や早期発見が可能となり、結果的に寿命を延ばすことにつながります。患者様の自己ケア(セルフケア)と歯科医院でのプロケア、この二つを両輪として継続することが長期安定には欠かせません。

自宅でのケアのポイント

日々のセルフケアを充実させることも、オールオン6を長持ちさせる上で不可欠です。基本は毎食後の歯みがきと歯間清掃(フロスや歯間ブラシ)の習慣化です。特にオールオン6のような一体型の人工歯は、ブリッジの下(歯ぐきとの隙間)にプラークが残りやすいため、専用のスーパーフロスや歯間ブラシを用いて隅々まで清掃するよう心がけましょう。加えて、異常に硬い物を噛まないことも家庭で注意すべきポイントです。前述のように硬い食べ物はインプラントや上部構造に負担をかけるため、噛み砕く際には注意が必要です。どうしても避けられない場合は小さく切る、ゆっくり噛むなど工夫しましょう。また、就寝中の歯ぎしり対策として、歯科医院でマウスピースを作製し装着することも検討してください。寝ている間の無意識の食いしばりからインプラントを守ることで、余計な負荷がかからず結果的に寿命を延ばす助けとなります。

まとめ

オールオン6は、適切なケアとメンテナンスを行うことで、長期間の使用が期待できるインプラント治療法の一つです。他の治療法と比べても遜色ない寿命が期待でき、場合によっては20年、30年と使用し続けることも十分可能です。

その寿命を最大限に延ばすためには、患者様自身の毎日の口腔ケアと歯科医師による定期的なチェックが欠かせません。日々のブラッシングや清掃、噛み合わせの管理、生活習慣の見直しといった地道な取り組みが、オールオン6を長持ちさせる何よりのポイントです。大切なインプラントを末永く使っていくために、以上の点を心に留め、疑問や不安があれば主治医に相談しながらケアを続けていきましょう。

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