【徹底解説】顎のパキパキは顎関節症の兆候?
【はじめに】
「口を開けるときに『パキパキ』や『カクカク』という音がする」――これは、顎まわりに負担がかかっているサインかもしれません。とくにデスクワークが多い現代では、肩こりや首のこりとあわせて顎まわりに負荷がかかりやすく、このような音が気になる方も少なくありません。この記事では、あごに負担がかかる原因や注意すべきポイント、専門家が提案するケアの一例、そして日常でできる習慣の見直しについてご紹介します。
1. 気になるパキパキ音とは?
顎の関節から「パキパキ」や「カクッ」という音がすると、最初は気になるものですよね。この音は、あごの動きに関連して関節や筋肉がうまく連動していないことで生じることがあります。音だけで痛みがない場合もありますが、動かしづらさを感じたり、違和感が長く続いたりするケースもあります。
「音だけならそのままでも大丈夫かな」と思うかもしれませんが、場合によっては口の開けづらさやあごの不快感につながることも。気になる状態が続く場合は、専門家に相談してみるのも良いかもしれません。
2. デスクワークの人に多い?パキパキ音の原因とは
どうしてデスクワークの人にあごの音が出やすくなるのでしょう?主な要因とされているのが「姿勢」と「ストレス」です。
■ 長時間同じ姿勢
パソコンや書類作業で前かがみになると、首や肩が緊張しやすくなります。この緊張があごのまわりにも影響して、関節の動きに違和感が生じることがあります。
■ ストレスや歯のくいしばり
ストレスがたまると、無意識に歯をくいしばることが増えたり、就寝中に歯ぎしりをしてしまうことも。このような癖が、あごまわりに影響を及ぼす場合もあるといわれています。
3. 放っておくとどうなる?気をつけたいポイント
音だけで痛みがないと「そのうち気にならなくなるかな」と思いがちですが、口が開きづらく感じることや、違和感が続くケースもあります。特に、日常の会話や食事の時にストレスを感じるようであれば、注意が必要です。
こうした違和感が1週間以上続く場合は、早めに相談してみると安心です。
4. 歯科医院などで提案されることもあるケア方法
症状が軽い場合、専門家からは日常生活の中でできるような対応が提案されることがあります。
- マウスピースなどを活用する方法
就寝中の歯ぎしりなどが疑われる場合、マウスピースであごへの負担をやわらげる提案を受けることも。 - お薬のサポート
炎症が強いときには、市販薬などで様子をみる方法もあります。 - ストレッチや温めるケア
血行をよくし、筋肉の緊張をゆるめる方法がとられることもあります。
いずれも、症状や体調に応じて適切な対応が検討されます。
5. 日常でできるセルフケア習慣
普段の生活を少し工夫するだけで、あごへの負担を減らすことができます。
- 正しい姿勢を意識する
デスクワーク時には背筋を伸ばし、顎を引いた姿勢を心がけましょう。 - こまめに休憩してストレッチ
1時間に1回は席を立って首や肩を動かすと、緊張をほぐしやすくなります。 - 歯の接触癖を見直す
上下の歯は常にくっついているわけではなく、少しだけ隙間があるのが自然な状態です。 - 硬い食べ物は控えめに
顎に疲れを感じるときは、やわらかめの食事を選ぶと負担を軽減できます。
6. まとめ:あごの健康は日々のケアから
あごの「パキパキ」音は、軽視されがちですが、違和感が続く場合は一度専門家に相談してみると安心です。日々の姿勢や習慣を見直すだけでも、違和感を軽減できることがあります。
今後の予防のためにも、早めの気づきと対策が大切です。この記事がきっかけとなって、ご自身の健康と向き合うヒントになれば嬉しいです。
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