BLOGラ・エビス クリニークブログ
インプラントを打ってから、空気が漏れる気がするんです!( ;∀;)
2015.07.07

他院でインプラントのオペを上顎に埋入してから、鼻から空気が漏れるようになった気がすると言う主訴で、ご来院されました。
上顎のインプラントは上顎洞という空洞にフィクスチャーを埋入しなくてはならず、骨を作る『上顎洞挙上術』と併用しなければ単純に埋入することは困難なケースがほとんどです。
今回のケースのように、単純に上顎奥歯にインプラントを入れてしまった場合、特に裏打ちの骨がないとフィクスチャーは上顎洞の引圧で吸い込まれてしまいます。
時として上顎洞の深い位置に迷入してしまい取り除くことさえ困難な場合があります。
まずは、上顎洞の側壁にホールを開け目視下でフィクスチャーを撤去。同時に、上顎洞粘膜を吸収性メンブレンで再建した部位に人工骨を填塞します。
半年間骨化するのを待って、新たにフィクスチャーを埋入して無事にインプラントを入れることが出来ました。
インプラントは大変メリットの高い治療法ではありますが、術者のスキルにより時として重篤なケースに至ることもあります。
単純にインプラントを入れる事が、どれだけ大変なケースかを熟知したうえでインプラント治療を選択してください。
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